寿五福爺

高血圧症を改善するための運動

高血圧治療の運動療法として、運動の頻度は定期的に(できれば毎日)実施し、運動量は30分以上、強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められています。運動療法により降圧効果が得られ、高血圧症が改善されます。

運動療法血管内皮機能を改善し、降圧効果が得られ、高血圧症を改善するといわれています。また習慣的な運動は、収縮期血圧を25mmHg低下、拡張期血圧を14mmHg低下させる効果があるといわれています[4]

また、習慣的な有酸素運動は、収縮期血圧を3.5mmHg低下、拡張期血圧を2.5mmHg低下させ、高血圧患者においても収縮期血圧を8.3mmHg低下、拡張期血圧を5.2mmHg低下させる効果があるといわれています[2]

さらに、身体活動量の増加も血圧を低下させる効果があります。運動療法には以下のような運動種目・時間・強度・頻度が一般的に推奨されています[3]

身体的活動量とは?

掃除・洗車・子どもと遊ぶ・散歩・自転車などの生活活動

運動種目

ウォーキング(速歩)・ステップ運動・スロージョギング・ランニングなどの有酸素運動。

運動頻度・時間

定期的に(できれば毎日30分以上)運動を行う。または1回につき少なくとも10分以上持続し、合計して140分以上運動を実施。

運動強度

高強度の運動は血圧上昇が著明であるため、自覚的運動強度として、中等度「ややきつい」と感じる程度の運動強度(最大酸素摂取量の4060%程度)。

(注)運動療法の対象者

Ⅱ度高血圧以下(収取期血圧が160179mmHgかつ/または拡張期血圧が100109mmHg)の高血圧患者であり、Ⅲ度高血圧(病院の診察測定時で収取期血圧が≧180mmHgかつ/または拡張期血圧が≧110mmHg)を超える場合には降圧後に実施することとなっています[3]

(注)運動前の整理運動

準備運動  ラジオ体操

整理運動  真向体操

                       以上

 

 

継続は力なり

令和5年5月5日

 

瀬戸吉治

ゆがみを確かめる

令和3年10月15日 掲載

仙骨と姿勢について

令和3年7月26日付け産経新聞掲載

足の裏の筋肉 足底筋が弱ると転びます

運動の継続と真向法体操でコロモ対策

転倒防止体操

リンパ体操

真向法体操で転倒防止

ウオーキングでリフレッシュ

 

 

運動不足を解消すべく、 散歩に出る人も多いかと思 います。せっかく外出する なら、少し汗ばむ程度の運‘ 動量であるウオーキングが おすすめ。ストレス解消に も有効です。 ウオーキングは歩幅が広 い方が代謝アツプなどにつ ながるといわれています

が、以前レッスンに参加し たとき、トレーナーからこ んなことを言われました。 「 足を前に大きく踏み出 すのではなく、蹴る動作を 意識すること」 というのも、足を前に出 しすぎると、かえって歩き にくくなるから。一方、強 く蹴れば、自然に歩幅が広 くなるから、ということで した。 確かに蹴る動作を意識す ると、前に進むスピードが 速くなり、かつ、疲れにく くなるのを実感1」より楽 しく、ラクにウオーキング できるようになりました。 人混みを避けて散歩する なら、新型コロナウイルス の感染リスクも低くなりま す。心身の機能低下を予防 するためにも、ウオーキン グを取り入れて、体をリフ レッシュさせましょう。